認められていないと感じたら

明確に言われた訳ではないけれど、上司に認められていない気がする。
周りから十分に評価されていない気がする。

頑張って働いていたら、認められたいと思うのは自然なことです。
頑張った分に相当する労いや感謝の言葉であったり、昇給・昇格といった具体的な評価をしてもらいたいと感じるのは当然だと思います。

実績が客観的に見てどうであるのか、また評価する側に問題が無いのかどうかは
実際の状況をお聞きしてみないとわかりません。
ですが、あなたがもし評価されていないことを辛いと感じているのであれば、
1つ考えてみて欲しいことがあるのです。

自己犠牲の精神で働いていないか?

一生懸命でまじめな方ほど、言われたことを黙々と文句も言わずこなします。
負荷が高いけれど、部署の役に立てそうだから頑張る。
今日は本当は予定があったけれど、残業する。
常に周囲を見て、言われていないけど必要なことを先回りしてこなす。
人との約束を守って、自分の中で決めたことを守って、頑張って頑張って・・・

短期間なら大きな問題ではありませんし、常識的な業務量の範囲なら良いのですが
このような状態が長期間かつ負荷が高い状態で続くと、自己犠牲や我慢が当たり前になり
知らず知らずのうちに、心に大きな負担となっていきます。

そして、最初は特に認められていないといったことは気にしていなかったのにも関わらず、
だんだんと、自分が我慢していることを気づいて欲しい、
評価して欲しいという気持ちになることが往々にしてあるのです。

頑張りすぎなくても大丈夫

自己犠牲をしてしまいがちなタイプの方は、やはり自分への評価が低いケースが多いと思います。
ですので、ご自分が仕事をする際に、人を軸にして仕事をしてしまっていないかどうか考えてみると良いと思います。

仕事はお客様へ価値を提供することが目的ですので、他者への貢献が基本ではあるのですが、
相手に求められているからといって、自分が嫌だと感じることを無理やり続けたり、
何よりも仕事を優先するといったことを恒常的に続けるのは良くありません。
自分はどうしたいか、どう働きたいかといった、自分の本音をまず大事にすることが重要です。

自分の本音を優先し、自分を犠牲にして働かなくても、
良い仕事はできるし、ちゃんと評価されます。
頑張りすぎなくても、大丈夫ですよ!